2010-11-02
根津美術館☆大銀杏
谷口 博威展の初日だけ一応確認して、
私たちは東京へ高飛び。
「無責任な画廊主・・・」
そうお思いでしょうが、
若い人をさておいて中高年が采配をふるうのは
さけたいのです。
というので参加してきました、六本木ミッドタウンでの
東京デザイナーズカンファレンス。
そして、青山にある根津美術館へも。
隈研吾さんの美意識で新装なった美術館、
それはそれは美しうございました。
、、、特別展&常設展を見終わって、そのまま順路なりに広大な日本庭園へと。
東武鉄道の創業者が造り上げた見事な大庭園、茶室が4つもあり中央には池。
時あたかも紅葉の変わりはじめで、
和服姿の美しい女性たちが楚々とした姿で、園遊あそばされる。
で、園内の飛び石、延べ段伝いに足元を見やれば、
ハッ、なんと!ギンナンの山。
それも半端ではない全面ぴちぴち肌色の銀杏カーペット!
それまでの芸術的感興は、とりあえず中止。
今週の酒の肴採集へとガ然ヒートアップ。
で、拾いました、拾いましたぁ~、ザ、ザ、ザックザク。
表参道からエルメス、プラダと最先端のショップ&建築を見たあと
殷・秦の古代王朝の高貴なる青銅器などに心をいたし、
だのにその数分後には園路に這いつくばって
ビニール袋いっぱい(ミュージアムショップで購入後でレジ袋があってよかった)に
ギンナン詰め込み放題の姿態になろうとは・・・。
露ぞ、思ってもおりませなんだ。
至福の秋。
↑ これが全部取り放題、根津美術館。
ああ、私たちだけではこんだけ食べきれない!
近くにはクルミの実もたくさん落ちてました。
靴で実を踏みつけて殻だけいくつか収集して帰ってきました。
秋の東京はとても素敵でした。
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