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2016-05-25

『津軽塗』『漆』の展覧会

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今朝、作品の一点一点を撮影しながら感じたことがありました。
それは、
私たち薩摩の人間が想像することすらできない、冬の重みのなかでの暮らし。
塗って、研いで、また重ねて塗って、、、、《延々続く》作業の連なりは、北の暮らしを知らない私にたぶん、その何分の一すらも呑み込めてないことに思い至ったのです。

延々と塗り、研ぎを続ける時間の背後に駸々と降り積もる雪、究極の寒気、冬の沈黙。
そんな静けさの堆積を、かごしまで育った私は知らない。

「手仕事」という言葉が自然とこころに浮かびました。
丁寧な、心穏やかな手仕事からのみ生まれる、津軽の塗と漆の逸品。

この機会に作品、作者との対話を重ねながら、じっくりと「津軽を」ご体感ください。

☆2016年5月25日(水)〜29日(日) 
 11時〜19時(最終日のみ17時まで)  入場は無料です。

【津軽塗体験のご案内】

展覧会期間中、松山継道氏ご子息・昇司氏のご指導で《津軽塗り遊び》を体験いただけます。

「漆を塗り」→「研ぎ(※この部分を体験頂けます)」→「漆で艶付け」

お箸やスプーンからお好みの品を選んでいただきます。そして、松山氏が既に20回程度漆を塗り重ねたものに「耐水ペーパー」を使い模様を浮 き上がらせていきます。この作業をご一緒いただき、その後製品をお預かりして一ヶ月ほど時間をかけて漆を吸い込ませ艶を付けて、弘前の工房から発送致しま す。

☆参加費 2000円(お箸そのもの+送料+tax含む)
☆予約は不要です。会期中の毎日 11時〜 13時〜 17時〜 の開催です。

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