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開催済みの〜Sunnysideup〜 を俯瞰

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ミラノをはじめ世界屈指のアート先進地の風を、会期中たっぷりと浴びました!

11月17日(土)まで開催されたSunnysideup展。
あまりにも自由であまりにも奔放で制約や既成の概念から解放されて、
私にとりましては久々のカルチャーショックな展覧会でした。

皆さまはどうご覧いただけましたでしょうか。

また今回は、アート作品の他にも中近東世界からのコレクション(布やアクセサリー)、さらには堺市在住の日本画家の展示もありましたので、
4年前のミラノそのままの展覧会とは多少おもむきを変えて、懐かしい側面も楽しんでいただけたのではないでしょうか。

帰国されたMiyuki Yajimaさんから動画が送られてきましたのでご覧ください(約20秒/音声あり)。
彼らの立ち位置から見た鹿児島が、日本が、レトロフトが新鮮です。

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展覧会 〜或る島の記憶のかけら〜

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展覧会 〜或る島の記憶のかけら〜
       活字と装画と音のインスタレーション

2018年11月20日(火)〜11月25日(日)
会場 レトロフトMuseo  鹿児島市名山町2−1
入場無料   11時-19時(最終日のみ17時)

松嶋 圭  (作家/精神科医) 
森田加奈子(画家) 
中川たくま(ブルームーンデザイン事務所) 
西村周平 (音楽家/ギタリスト)

(※展示の水彩画は販売もいたします。カウンターでお尋ねください。良心的な設定ですのでお若い方々でも購入できる価格だと思います。)

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【2つのトークショーのご案内】※申込み不要・無料です。

☆11月23日(祝・金)午後1時から、展覧会場で、デザイナーの中川たくま氏+著者・松嶋 圭氏のフリートークが聴けます。
「本を創り上げる」ことを見つめる最善の機会かもしれません。ゆるゆるでお集りください。

☆11月25日(日)だいたい午後1時半かたりから、デザイナーの中川たくま氏、画家・森田加奈子氏、音楽家・西岡周平氏がレトロフトへ。壱岐に渡り《島の音》の収集。当日はそこからインスパイヤされたギターの音色とトークが会場でお聴きいただけそうですよ

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画家の森田加奈子さんとその作品↑ ↓
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火曜日から日曜日まで>>改め「土曜日まで」

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《Sunnysideup 〜暗い世の中においても明るく輝くものがある》

の展覧会最終日が1日早くの
今週土曜日まで2018.11/13(火)〜11/17(土)までと変更になりました。

日本滞在中のメンバースケジュール調整のため変更となりました。
直前での急な変更となりましたこと、お詫び申し上げます。

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さて、
本日月曜日は設営の真っ最中です。

私もまだチラリとしか会場を見ていないのですが、
意外にも今回の展覧会ではオリエンタル&ジャポネスクな雰囲気も。

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さて、とにかくは明日のオープニングを迎えるまでは何が起こるかわからないイタリアのアート展覧会。

きっと明るく輝くものがある、、、そんなテーマを
イタリアのアーティストたちがどういう形で表現してくださるのか、
どうぞお楽しみに!!

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ところで今回の展覧会では、
下の画像のような北アフリカ諸国で買い求めたセレクトグッズ(絨毯や器)の販売まで予定されていて、
より気軽に楽しくご覧いただけそうです。

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セルジオ・マリア・カラトローニ氏+《Sunnysideup》展

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レトロフト1階に小さなホットドッグ店という形でアンテナショップを開いているのは、
大隅に広大な農場を持つ白鳩会・花の木農場さん。

そこの花の木農場で、
元厚生労働省次官で、かつ言われない嫌疑で拘置所に半年以上も勾留された村木厚子さんの講演会が開催されました。

知的だけでなく、精神的や身体的な理由から一般就労できず、
中には「生きる」ためにわざと罪を侵して刑務所に入る《弱者》もいる、のだそうです。

そうした人々を迎えるために支援をする活動が、徐々に動き出しつつあります。

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前置きが長くなりました。
来週の火曜日、11月13日(火)からレトロフトMuseoで開催の

《Sunnysideup》〜 暗い世の中においても明るく輝くものがある

の展覧会。そのメインゲストSergio Calatroniさんは実は、レトロフトの会期中の真ん中で屋久島を訪問されます。

屋久の郷、という就労支援施設事業所でトークイベントのゲストとしても招かれているのです。その案内DMに記されているセルジォさんの経歴の一部を抜粋してご紹介しますね。

「・・・・・今回は、イタリアの精神病院や刑務所、そして子供たちとも多くの創作活動を行ってきたセルジォ・カラトローニ氏をお招きし、屋久の郷でワークショップを行うことになりました。(以下略)」

さすがだなぁ、と感銘を受けました。
鹿児島レトロフト展向けの案内にはそんなこと、一言も触れられず。
陰徳、といったら東洋的な言葉ですが、
アートがアーティストのものだけでない新しい展開を、もういらっしゃる前から予感させるエピソードでした。

時代の先を読む、これはアーティストの務めでもありますが、先日、村木厚子さんのセミナーでうかがった内容と自然とシンクロしていることに、私自身、とても驚いてしまったのです。

Sergio Maria Calatroni氏:プロフィール
1951年生まれ、建築、デザイン、アート、写真など多様なジャンルを網羅し、イタリアと日本を行き来しながら、活動している。元東京大学総合研究博物館の客員教授、資生堂のパッケージィデザインではADC賞を受賞。2004年デザインスタジオ S.C.Artroomを設立

2014年レトロフト展での風景
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Sunnysideup〜作品の予兆

セルジオ作品
↑ Sergio Calatroni作品から 

レトロフトは不思議だとか、変わってるとか、なんか楽しいとか、解放区だ、、、とかいろんな形容句が私たちの耳に届きます。

でもそれは私たちがそもそもそうだったというのではなく、
自由に生きていくために、刻苦勉励してようよう手に入れたもの。。

均質化に向う現代社会。
さらに、そうでなくとも均等化の進んでいた日本社会。
均一な品質の品物だけで無難に生きて行ける、今の消費生活。

そうしたものがコワくなりかけた時、私はイタリアへ逃避します。
でも、今月はそのイタリアが、向こうから鹿児島に来てくださいます←Click!!。

どんな展示のどんな展覧会になるのかは、実は私たちもまだ十分には存じません。でも、
いくつか手元に流れてくる参考写真は、「やはりイタリアはイタリアだ」と感じられるものばかり。

逆に云ったら、
いかに自分がニッポン社会に同化させられていたか、、、を、
まるで通信簿のように知らされるコワい時間。。。

Sunnysideup
〜暗い世の中においても明るく輝くものがある

2018年11月13日(火)〜11月18日(日)まで。
11時〜19時
会場&主催 レトロフトMuseo  鹿児島市名山町2−1
お問合せ  099−223−5066

↓ Miyuki Yajima作品から
みゆき作品2

 

 

神神の微笑、に没入した夜

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10月20日の夜に開催された、朗読と音「神神の微笑」。
(→会場にお越しになれなかった皆様はコチラ・青空文庫で閲覧できます)

芥川世界という異空間への導入は
聖歌のオルガン伴奏のイメージさせるハモンドが3分ほど大きな音量で(これはザビエル教会オルガニストの上薗美意子さんの演奏で)。

そして朗読が始まります。

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橋本泰久氏の深い静かな、朗読。

言葉と言葉の沈黙の、その間合いと間合いに
私たちも芥川小説の世界へと没入していきます。

時に小さくオルガンの音が入る瞬間があって、
そうかと思うとけたたましく叫ぶような不協和音もあり。

日本古代の神々の踊りを思わせるシーン、
碩学がわが国の歴史を語るシーン、

そんな場面では「笙」の音色に似た音色をもオルガンは奏で。

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最後のシーンでは、宣教師オルガンティノに語りかけていた古老が、
屏風絵の中に消えて行くという超常的な形でこの短編を終えます。

サンタマリアの鐘を象徴するオルガンの音色と共に。

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朗読と音の公演はあたたかな拍手に包まれて終了しました。

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幻想的に過ぎて一部に理解を超えた表記もあるこの短編。

会の後半は、鹿児島大学の多田蔵人准教授の解説も準備されていました。

ストーリーからだけでは「謎」でしかなかったあれこれを
多田准教授の分析は、
幻想的な余韻を残したまま深い理解の後押しをしてくださいました。

その後、会場では演奏者も朗読の人も観客も共に文学への思いを交流させる時間もあり、何かすごくいい雰囲気。

文芸の余韻のままに佳き香りのする夜。。。

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Sunnysideupーくらいの世の中においても明るく輝くものがある

〜11月のレトロフト企画展覧会のご案内〜

鹿児島とITALIAをアートで繋ぐプロジェクト。

 《Sunnysideup》
 〜暗い世においても明るく輝くものがある。

2018年11/13(火)ー11/18(日) 11:00ー19:00
会場 レトロフトMuseo 鹿児島市名山町2−1

□Sergio Maria Calatroni http://www.cardcard.it/sergio-maria-calatroni-bio/
□Marco Cascella
□Maria Danova
□Miyuki Yajima http://miyukiyajima.com/
□Hisayuki Amae
□Hiroko Kanayama (特別出品)

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30年ちかく交流を続けてきたイタリアのデザインスタジオのデザイナーや関係するアーティストたち5人が、2014年のレトロフト展に続き4年振りにミラノから来鹿。

それぞれが作り出す絵画、写真、オブジェ、創作ジュエリー、布のコレクションなどを展示販売致します。

主催はレトロフトMuseo です。
お問合せ電話は 099. 223. 5066

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Kiriko – moyou 10月19/20/21日

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Kiriko -moyou  薩摩切子×紙版画展

2018年10月19(金)20(土)21(日)日 11:00-19:00(最終日〜17:00)
レトロフトMuseo  鹿児島市名山町2−1
入場無料

かごしまの伝統工芸品「薩摩切子」、重なり合う色彩の美しい版画。
ガラス工房弟子丸と紙版画家・中原みお の織り成す模様を見にいらっしゃいませんか。

(ワークショップのご案内)
☆10月20日(土)13時〜/16時〜 中原みおさんと紙版画で切子柄のランプシェードを作ろう! 参加費1500円  

☆10月21日(日)11:00〜16:30 1人30分程度  参加費1500円

お問合せ先 aries08kouga@gmail.com(古賀さん)

 

芥川龍之介「神神の微笑」 ー朗読と音

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(レトロフトmemo…..)
何か憑かれたように、導かれるようにこれまで歩いて来た、
島原、長崎、奄美、それにリスボンからローマへの道。

信者ではない私は、
多くのキリスト者たちの美しく強靭な信仰心に惹かれつつ、
なにか、「違う」ブラックホールを自身のなかに感じずにはいられないのでした。

物語は信長の時代。宣教師オルガンティーノの独白に始まります。

朗読と音 〜 芥川龍之介『神神の微笑』

2018年10月20日(土)  開場19:15 開演19:30 
レトロフトMuseo  1階リゼット広場 鹿児島市名山町2−1
参加費 1800円 →コチラに「朗読と音」とご記入の上お申し込みください。
または099-223-5066へ

朗読 橋本泰久
音  上薗美意子
解説 多田蔵人

出演者 prpfile:
☆Hashimoto Yasuhisa グラフィックデザイナー、パフォーマー、作家 1966年東京生まれ バンド「アメタ食堂」メンバー。

☆Uezono Miiko  鍵盤楽器奏者 音大でオルガンを学びザビエル教会のパイプオルガンやピアノなど幅広い演奏活動を行う。

☆Tada Kurahito  1983年生まれ 東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士。鹿児島大学法文学部教授。

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二宮 凉子展 ー 楽しみながら、ふたたび歩む

『二宮 凉子展   ー楽しみながら、ふたたび歩む』

2018年9月25日(火)ー30日(日)11:00 -17:00    入場無料
レトロフトMuseo   鹿児島市名山町2−1 レトロフト千歳ビル2階

二宮凉子プロフィール
医師。にのみや小児科・ひふ科副院長。1955年福岡県田川市生まれ。3歳より鹿児島在住。
慈恵医科大学卒、学生時代より絵画鑑賞を趣味とする。

レトロフトmemo….

「、、、、病を得たことで、医師でありながら患者の立場となってみて実に多くのことに気付かされた気がします。」

この展覧会のオファーがあって最初にお会いした時に、二宮氏がさらりと語られたこの言葉。明るく語る静かな口調の奥に、

健常者だった時代には気付くことのなかった光を見出せた喜び、とでもいうか、
どこか凛とした《誇り》のようなものを、私は感じました。

診察室のこちらの椅子とあちらの椅子、
その対極を身を以て見た見た人でなければ見えない世界。

この展覧会は私たちに、
病んでも、老いても、なお美しく生きられるひとつの道を、
優しく教えてくれているのかもしれません。

↓  病室で描かれた自筆の画「十字架をのぞむ」。(画像の下にも文章がつづきます)

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左手と左足の自由を失うという、
思いもよらぬ人生の蹉跌。

ここにある一枚の絵、一枚の短冊は、
ひとりの女性医師から私たちへの心豊かな処方箋、かもしれません。

秋の心地よいこの季節に、
どうぞ、足をお運びください。

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